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【受付終了】 プレゼント商品:映画『私の胸の思い出』試写会プレゼント 当選者数:抽選で5組10名 応募期間: 2007年08月20日(月)〜09月10日(月) 試写会詳細: 【日時】9月19日(水) 【時間】18:00開場18:30開演 【場所】スペースFS汐留(港区東新橋1-1-16 汐留FSビル) 応募条件: ブログに映画『私の胸の思い出』に関することを必ず書いてください。映画を見た感想やまだ見てない方は、映画の紹介や出演者について掲載をお願い致します。 ※注意 応募とは関係のないトラックバックが多数よせられるため、言及リンクのないトラックバックに関しては、受け付けなくなっております。 トラックバックをされる際は、必ず言及リンクをつけていただきますようお願いいたします。 言及リンクとは、応募したい記事のURLを記事中に書いて頂くことです。 『私の胸の思い出』オフィシャルサイト |
香港からピンクリボンを応援する、切なくも心温まる映画が届きました
2007年10月6日より、シネマート新宿・シネマート六本木にてロードショー


昨年春、香港で公開された『私の胸の思い出』は、OLを中心とした若い女性たちの熱い支持を受け、メガヒットを放った。
原作は、香港の女流作家・西西の有名小説 「哀悼乳房」。劇中にも登場するこの小説には、89年に自ら乳がんを患った西西の体験と彼女が調査した医学的資料が併せて綴られており、多くの女性に自分の身体を見つめ直してほしいという啓蒙が込められている。
本作のプロデューサーは監督としてもお馴染みのジョニー・トー。2001年に「哀悼乳房」の映画化権を買い、かねてから監督デビューを希望していたフィルム・エディターのロー・ウィンチョウにメガホンを預け、自らはプロデューサーにまわった。
原題の「天生一對(2BECOME1)」は、生まれながらの伴侶、2つで1つの意味。一生一緒だと思っていた乳房を失うビンゴの心情や絶望の淵からはい上がるビンゴと彼女を支えるヴィの関係など複数の意味合いをもつ感慨深いタイトルである。
そのヒロイン、ビンゴを演じたのが、ミリアム・ヨン。日本での認知度は高くないが、香港では有名歌手あるいはコメディエンヌといえば必ず名前があがるトップスターである。飾らない性格と地元出身の元看護師という経歴もあり非常に人気がある。演技への真摯な取り組みでも知られ、本作でも男性である監督が理解しづらい部分をフォロー。シリアス演技と持ち前のコメディセンスを融合させ、病に立ち向かうビンゴの心情とキャラクターを構築していった。
精神科医ヴィ役のリッチー・レンも有名歌手&俳優として必ず名前があがるトップスター。自らの人柄のよさそのままの好感度の高いキャラクターを得意とする彼は、女優をたてる演技にも長けており、本作でも心地よい理想の男性像を演じきっている。
その他、中国ミュージックシーンに久々に登場した大型新人ジャスティン・ローや、ジョニー・トー監督作品でお馴染みの面々が脇役に顔を揃えた。


広告会社に勤めるキャリアウーマンのビンゴ(ミリアム・ヨン)は、ある晩、バーで知り合った精神科医のヴィ(リッチー・レン)に、乳房に“しこり”があると指摘される。その後医師から乳がんと診断され、大きなショックを受け、それ以来生活が大きく変わりはじめる。 仕事に恋愛に人生を楽しんでいたビンゴにとって、即座に手術に踏み切ることができず、漢方薬や太極拳などの民間療法で治療をしようとするが、結果は一向に良くならない。明るい性格だったビンゴは次第に思いつめるようになり、さらに悪いことに仕事や恋愛のトラブルが重なり、自殺を考えるようになる・・・。
いろんな方法で彼女を励まそうとす友達への配慮から、相変わらず元気を装い仕事をテキパキこなすビンゴは、自信をなくした美声の少年(ジャスティン・ロー)を励ましたり、友人たちの恋愛の揉め事を解決したり、会社の危機を救ったりと大忙し、でも自分が手術を行うかどうかの選択に迫られたとき…怖くて決心できずにいた。
そんな時ヴィの紹介で、ある夫婦と出会う。彼らはパートナーの理解によって乳がんの辛さを克服した夫婦であった。彼らと話すことで、ビンゴは次第に気持が穏やかになり、考えが変わり始めるのだった・・・・・・・。